「1歳未満は棺なし」は本当なのか?元火葬場職員がSNSの噂を一刀両断
「1歳未満の子どもが亡くなったら、棺がないって本当?」——こんな投稿がSNSで話題になっているのをご存じだろうか。元火葬場職員の下駄華緒氏とパンダ企画氏が運営するYouTubeチャンネル「火葬場談義」が、この噂の真偽をズバリ解説。その内容がなかなか興味深い。
まず、動画では「1歳未満は棺がない」という説を真っ向から否定。パンダ企画氏によれば、0歳児や1歳児であっても、60センチほどの小さな棺がちゃんと用意されており、職員が手持ちで台車に乗せて火葬を行っているという。「箱でいいと言われた」という体験談もネットで見かけるが、それは一般的なケースではないようだ。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro ただし、すべての年齢で同じ対応というわけではない。妊娠週数が浅い死産児の場合は話が別。数十週未満だと、手のひらサイズの紙製の棺や、さまざまな箱を使うことがあると明かしている。このサイズになると、遺骨が灰に埋もれたり、火葬の風で飛んだりするリスクがあるため、遺族からは「少しでもお骨を残してほしい」という切実な願いが寄せられるそうだ。
そんな要望に応えるため、火葬場では細やかな工夫が行われている。副葬品を極力減らし、紙箱の外側に飾って先に燃やすといった配慮をすることで、遺骨を少しでも多く残せるようにしているという。普段はなかなか知ることのできない、現場のリアルな努力が垣間見えるエピソードだ。
動画の最後に両氏は、SNSの投稿について「『1歳未満』という表現は幅広すぎるため、内容が雑になっているか、話を盛っているのではないか」と指摘。さらに、自身も火葬場で働き始めるまで死産児の火葬があること自体知らなかったと話し、一般には想像しにくい世界だからこそ、わかりやすい表現に引きずられたのだろうと推測している。
海外の火葬場に関する「頭蓋骨が爆発するから穴を開ける」といった過激なデマも紹介されており、ネットの情報がいかに危ういかがよくわかる。葬儀や火葬は誰にでもいつか関わる話だけに、正しい知識を持っておきたいものだ。
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