桜を守れ!カミキリ1匹300円で買い取る“ハンター制度”始動
「カミキリ1匹で300円」——そんなバイトみたいな話が、実際に始まる。
群馬県高崎市が、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の成虫を捕まえて殺した市民に、報奨金として300円分の地域通貨を支払う制度を8月3日からスタートさせる。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro このクビアカツヤカミキリ、見た目はツヤツヤの黒いボディに首の部分だけが赤い、ちょっとオシャレなカミキリムシ。だが中身は超凶悪。幼虫がサクラやウメ、モモの木の内部を食い荒らし、樹木を枯らしてしまう。2018年には特定外来生物に指定され、飼育や生きたままの運搬は禁止されている。
高崎市での被害は2020年に初確認されたが、その後ドンドン拡大。2024年度にクビアカ原因で枯れた木は73本だったのが、2025年度は533本、2026年度には1120本に激増。このままじゃ桜の名所も台無しだ。
そこで市が打ち出したのが「クビアカハンター」制度。市民が成虫を捕殺し、死骸と申請書を持ち込めば、1匹につき300円分の「高崎通貨」がもらえる。100匹捕まえれば3万円分。予算は100万円で、つまり3333匹分まで対応可能だ。
ただ注意点も。クビアカツヤカミキリは生きたまま持ち運ぶと違法になるので、捕まえたらその場で即“処刑”。しかも“討伐証明”として、胸の赤い部分が欠けていない死骸でないと認められない。ちゃんと証拠を残せってことだ。
高崎市の富岡賢治市長も「大切な桜や地域の緑を守るため、皆様の積極的なご協力をお願いしたい」とコメント。報奨金300円という金額は、他の自治体の同様の制度と比べても最高値クラスらしい。
成虫の活動期間は5月末から8月頃まで。夏休み中の子どもたちが「夏の自由研究ついでに小遣い稼ぎ」なんて使い方もアリかも。ただし、あくまで「駆除」が目的。趣味で飼いたくなっても絶対にダメだ。
桜を守るため、市民が“ハンター”になって外来生物と戦う——ちょっと笑えるけど、実は深刻な話。あなたも高崎市民なら、この夏は赤い首のカミキリを探してみては?
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