「超加工食品は全部悪」は間違い?缶詰やシリアルが健康に貢献するという新研究
「超加工食品(UPF)=悪」という単純な図式に、待ったをかける研究結果が出たよ。
米ハーバード大学の研究チームが、1980年代から2020年代にかけてアメリカの3つの大規模研究に参加した20万人以上のデータを分析。その結果、食品の「加工度」よりも「栄養の質」のほうが健康に与える影響が大きいことがわかったんだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 研究では、参加者を植物ベースの食習慣に基づいて4つのグループに分類。缶詰の豆や植物性ミルク、ビタミン強化シリアルなどは「健康的な超加工食品」、生の果物やナッツは「健康的な低加工食品」、ファストフードや炭酸飲料は「不健康な超加工食品」、フルーツジュースや白米は「不健康な低加工食品」と定義した。
追跡期間中に心血管疾患を発症した人は約2万6209人、2型糖尿病は約2万1000人、死亡は5万5493人にのぼった。
ここで注目すべきは、超加工食品を食べていても、全体的な食事の質が高ければ、死亡リスクや糖尿病・心血管疾患のリスクが低かったという点。逆に、加工度が低くても栄養的に劣る食事ではリスクが高まった。
研究を率いたハーバード公衆衛生大学院のXiaowen Wang博士研究員はこう言ってる。「多くの超加工食品は栄養的に劣り、制限すべきですが、加工そのものが有害というわけではありません」
「全ての超加工食品を避けろというアドバイスは、むしろ食事の質を下げる可能性があります。健康的な超加工食品は有益だし、不健康な低加工食品は有害なんです」
つまり、全粒粉パンや缶詰フルーツといった「健康的な加工品」は積極的に取り入れ、ファストフードや清涼飲料水は控える——という当たり前だけど重要なポイントを、大規模データが裏付けた形。
「何を食べるか」に集中すべきであって、「どう加工されたか」だけにこだわるのはナンセンスってことだね。この研究結果は7月28日に開催される米国栄養学会の年次総会「Nutrition 2026」で発表される予定。
「加工食品=悪」という極端なレッテル貼りは、もうやめたほうがいいかもしれない。
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